プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
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 ・ 誤解を訂正しました(「、、、36%低くて→プラセボ効果差し引きで36%低くて、、、」「、、、42%低くて→、、、プラセボ効果差し引きで42%低くて、、、)

Cerevel社の統合失調症薬emraclidineが早くも効いたPh1b試験結果論文報告

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2022-12-18 | コメント

Pfizerの神経事業部化合物を引き継いで設立されたCerevel Therapeutics社のM4ムスカリン受容体アロステリック活性化剤emraclidine(エムラクリジン、CVL-231)が有意な統合失調症治療効果を示したPh1b試験結果が論文報告されました。

去年2021年6月末に速報された通り、高いほどより重症なことを意味する統合失調症評価尺度PANSS総得点がプラセボ群に比べてより低下しました。

ただしどういうわけか1日あたりのemraclidine用量が少ない方がPANSS総得点はより低下しました。1日あたりの用量がより少ない30mg(30mg1日1回)投与群では20点、1日あたりの用量がより多い40mg(20mg1日2回)投与群では18点低下しました。

Cerevel社はPh1b試験で良い結果が得られたことを受けて今年2022年6月に第2相試験2つ・EMPOWER-1とEMPOWER-2を開始しており、結果は再来年2024年前半に判明します。

ClinicalTrials.govによるとそれら2試験(NCT05227703NCT05227690)は同一デザインらしく、どちらも15mg1日1回服用か30mg1日1回服用とプラセボの比較試験です。

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