UCB社 抗てんかん薬・Keppraへの新規適応追加がアメリカFDAに承認された

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2007-03-22 | コメント

2007年3月20日、UCB社は、特発性全般てんかん(Idiopathic Generalised Epilepsy、IGE)を有する6歳以上の小児と成人の原発性全身性強直性間代性発作(Primary Generalized Tonic-Clonic seizure、PGTC発作、大発作)の補助療法という適応をKeppra(ケプラ;levetiracetam、レベチラセタム)に追加することがアメリカFDAに承認されたと発表しました。

難治性IGE患者164人を対象にしたKeppra補助治療のプラセボ対照二重盲検臨床試験の結果、Keppra治療患者の24.1%は20週間の評価期間中発作フリーの状態を維持しました。一方プラセボで発作フリーだった割合は僅かに8.3%でした(p=0.009)。

また、1週間あたりのPGTC発作の頻度が50%以上低下した割合はKeppra治療群の方がプラセボ投与群に比べて有意に高くなっていました(72.2% versus 45.2%; p < 0.001)。

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