三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

遅きに失した往来停止は死亡をむしろ増やし、COVID-19流行の収束を遅らせうる

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2020-05-08 | コメント

英国の世界屈指の通信制大学・オープン大学(The Open University)の研究者Andrew Shardlow氏が欧州4か国・スペイン、イタリア、フランス、英国の新型コロナウイルス感染(COVID-19)流行を解析したところCOVID-19による死亡は指数関数的に増えてはおらずロジスティック曲線にほぼ沿っており、それらの国での遅きに失した(死亡数が3人目の日以降の)往来停止(Social Distancing)は自ずと至る1日あたり死亡数の頭打ちを下げも遅らせもせず、著者も驚いたことに目当てとは裏腹に総死亡数を増やし、COVID-19流行の収束をむしろ遅らすと推定されました。

皮肉にも、遅きに失した往来停止はそれが守られるほど(where effective)死亡を増やすようだと著者は言っています。

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