Gileadの抗CD47抗体magrolimabがとうとう息絶えた〜seladelparは優先審査中

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2024-04-27 | コメント

Gilead Sciencesの虫の息だった抗CD47抗体magrolimab(マグロリマブ)がとうとう息絶えて同社の手持ち開発品一覧から脱落しました。

Gilead社は2020年の49億ドルでのForty Seven社買収で同剤を手に入れました。

乳癌、頭頸部癌、大腸癌、固形癌一揃い、急性骨髄性白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫への同剤の臨床試験が1Qに脱落しています。

Gilead社が43億ドルでのCymaBay Therapeutics社買収で手に入れた原発性胆汁性胆管炎(PBC)薬seladelpar(セラデルパル、PPARδ活性化剤)は米国FDAに承認申請されて優先審査されており、その審査結果は間もなく今夏8月14日までに判明します。

IpsenとGenfit社のPPARα/δ活性化剤Elafibranor(エラフィブラノル)によるPBC治療も米国FDAに優先審査されており、その審査結果はseladelparの審査締切日より2か月ほど早いこの6月10日までに判明します。

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