【ASCO特集】大腸癌の従来療法・5-FUとロイコボリン(leucovorin)の併用(FULV療法)にオキサリプラチン(oxaliplatin)を追加(FLOX療法)すると、3年間無増悪生存期間が延長する
Free!ステージ2または3の大腸癌患者2407人を対象にした臨床試験(C-07試験)の結果、大腸癌の従来療法・5-FUとロイコボリン(leucovorin)の併用(FULV療法)にオキサリプラチン(oxaliplatin)を追加(FLOX療法)すると、3年間無増悪生存期間が延長するとわかりました。
National Surgical Adjuvant Breast and Bowel Project (NSABP) が2005年のASCO年次総会に発表した研究成果です。
追跡期間中央値は34ヶ月で、FLOX療法ではFULV療法に比べて3年以内に増悪・死亡するリスクが21%低下しました(hazard rate 0.79、95% CI:0.67〜0.93)。
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