Ranbaxy社 GlaxoSmithKline社との医薬品開発提携を拡大

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2007-02-07 | コメント

2007年2月6日、インドのRanbaxy Laboratories Limitedは、2003年の戦略的な提携をさらに拡大する新規の研究・開発提携でGlaxoSmithKline社と合意したと発表しました。

この新規提携により、Ranbaxy社の薬剤開発の責任範囲が拡大し、更なる支払いを受けることができます。

2003年のオリジナルな合意の下で、Ranbaxy社はリード化合物を医薬品候補選択の段階へと進めるのに必要な最適化を実施してきました。

今回の新たな合意により、Ranbaxy社は医薬品候補化合物の選択からプルーフオブコンセプト試験の完了までを請け負うことになりました。

その後の臨床試験、承認申請、商業化をGlaxoSmithKline社が担当します。

この新たな合意の下で、Ranbaxy社は1億ドルを超える達成報奨金を得ることができます。発売後は、全世界での売り上げに応じて最大二ケタ台のロイヤリティーを得ることができます。

また、Ranbaxy社はインドで製品を共同販売する権利を有しています。

今回の取引は、医薬品開発におけるインド企業のノウハウに対するビッグファーマの関心が拡大している事を反映したものとなっています。

また、知的財産を保護する法律がインドで導入されたことは、西洋の製薬会社とインド企業との提携を後押しする原動力の一つとなっています。

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GlaxoSmithKline社 Ranbaxy Laboratories Limited社
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