三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

Targacept社 開発パートナーのAstraZeneca社がAZD3480の開発続行を決定

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2006-12-28 | コメント

2006年12月27日、Targacept社は、アルツハイマー病と統合失調症の認知障害の治療薬としてAstraZeneca社がAZD3480 (TC-1734) を開発続行を計画していると発表しました。この開発続行の決定により、Targacept社は2000万ドルの達成報奨金を受け取ることができます。

Targacept社はTC-1734に関するAstraZeneca社との提携を2005年12月に発表しました(2006年12月29日BioToday)。

Targacept社は既に1000万ドルの契約金を受け取っています。また、最大2億4900万ドルの達成報奨金を受け取ることができます。発売後は二ケタ台のロイヤリティーを受け取れます。

Targacept社とAstraZeneca社は前臨床での研究提携も開始しており、Targacept社はPentadという技術を用いて追加化合物の探索にも着手しています。Targacept社は今後4年間にわたって研究費用として合計およそ2640万ドルを受け取れる予定です。

TC-1734は、神経ニコチン受容体に選択的に作用する薬剤です。神経ニコチン受容体は中枢神経システムの主要な調節因子の一つです。

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