RocheのPI3K阻害剤inavolisib込み乳癌治療Ph3試験がまずは無増悪生存改善達成
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GSKのRSVワクチンArexvy接種後3回目の流行期の重度下気道感染症予防効果43%
 ・ 5段落目を書き直しました(RSVワクチン全般の接種対象を狭めたという記載に変更しています)。
発癌遺伝子狙いの抗癌剤治療の効果をATM阻害剤の併用で高めうる
 ・ 誤記を訂正しました(「それらのEGFR阻害剤、、」の”それらの”を削除)

男性の勃起時の陰茎(ペニス)が長くなっている〜29年間に24%伸長

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2023-02-19 | コメント

精子の質やテストステロン濃度がここ数十年に低下していることが男性の生殖指標の推移で示されています。スタンフォード大学医学部(Stanford Medicine)の泌尿器科の教授Michael Eisenberg氏は他にも心配なことがあるかもしれないと考え、生殖器の見た目の変化をこれまでの試験結果を渉猟して調べてみました。

およそ80年前の1942年から一昨年2021年に結果が報告された75試験で集められた17歳以上の男性55,761人の測定結果が解析されました。

それら男性の情報に基づくと陰茎(ペニス)の普段の緩んだ状態での長さは平均8.7 cm、勃起時は平均13.93 cmと推定されました。

そして、地域・年齢・集団の違いを考慮した後の勃起時の陰茎は調査期間の29年間に24%長くなっていました。

陰茎の伸長傾向は世界的なものであり、日々接している環境汚染物質や座りがちな生活習慣といった環境要因が生殖指標の変化を引き起こしていることの新たな表れかもしれません。

今回の研究では17歳以上の男性が調べられましたが、小児などの他ではどうかを調べる必要があるとEisenberg氏は言っています。毎年測定される体重や身長のようにやろうと思えば計画的に測定できるはずです。小児のデータが揃えばヒトの発達の変化を早くに察知できるかもしれません。

また陰茎を長くしている原因や女性の生殖器でも同様の変化があるのかどうかも調べる必要があります。

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