BRCA1遺伝子変異を有する女性はコーヒーを飲むと乳癌になりにくくなる

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2006-01-07 | コメント

BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異を有する乳癌のリスクが高い女性においては、コーヒーの摂取量に相関して乳癌のリスクが低下すると分かりました。


BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異を有する女性1690人を対象にした調査の結果から明らかとなりました。

この調査から、BRCA1またはBRCA2遺伝子変異を有する女性では、コーヒーを飲まない場合に比べて、コーヒーを1日に1-3杯、4-5杯、6杯以上飲むと乳癌にそれぞれ10%, 25%, 69%なりにくくなるという結果となりました。

BRCA1遺伝子変異とBRCA2遺伝子変異に分けて解析した場合、BRCA1遺伝子変異を有する女性のみコーヒーの摂取で乳癌のリスクが低下しました。一方BRCA2遺伝子変異ではコーヒーの摂取と乳癌のリスクに関連は認められませんでした。

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