BRCA1遺伝子変異を有する女性はコーヒーを飲むと乳癌になりにくくなる
Free!BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異を有する乳癌のリスクが高い女性においては、コーヒーの摂取量に相関して乳癌のリスクが低下すると分かりました。
BRCA1またはBRCA2遺伝子に変異を有する女性1690人を対象にした調査の結果から明らかとなりました。
この調査から、BRCA1またはBRCA2遺伝子変異を有する女性では、コーヒーを飲まない場合に比べて、コーヒーを1日に1-3杯、4-5杯、6杯以上飲むと乳癌にそれぞれ10%, 25%, 69%なりにくくなるという結果となりました。
BRCA1遺伝子変異とBRCA2遺伝子変異に分けて解析した場合、BRCA1遺伝子変異を有する女性のみコーヒーの摂取で乳癌のリスクが低下しました。一方BRCA2遺伝子変異ではコーヒーの摂取と乳癌のリスクに関連は認められませんでした。
2021-03-01|乳癌
+ インドで医者が乳房を定期的に診たところ乳癌による死亡が減った
2020-11-02|乳癌
+ 英国の大規模観察試験でホルモン補充療法と乳癌をより生じ易くなることが関連
2020-08-23|乳癌
+ 初期乳癌の手術の際の1回きりの放射線投与は術後3-6週間の全乳房照射に劣らず
2020-05-29|乳癌
+ 非浸潤性乳管癌(DCIS)女性の死亡率が診断から5年以上経って上昇
2020-05-03|乳癌
+ 乳癌術後の1週間の放射線治療が3週間の照射に劣らず〜英国での無作為化試験
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。