鳥インフルエンザに感染した家禽の処分に消火剤の泡を使用することを米国政府が承認

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2006-11-11 | コメント

養鶏所で鳥インフルエンザが発生した場合に、感染した家禽を消火剤の泡を使用して迅速に殺処分することを米国政府が承認しました。

これまで鶏の大量処分には炭酸ガス(二酸化炭素)が使用されていましたが、ガスによる防疫作業では多くの人手が必要で、作業員が汚染家禽に暴露する懸念もありました。また殺処分に必要な高いガス濃度を維持しにくいという問題もありました。

こうした問題に対処するため、鳥インフルエンザに感染した鶏や七面鳥など食肉用家禽を窒息死させるのに、ガスの代わりに水性の泡を用いることを認めると米国農務省動植物検疫局が発表しました。

消火剤の泡はニューカッスル病などの感染力が強い鳥類伝染病の発生時にも使用可能とされています。また、天災等で損傷して不安定な建物にいる感染鳥にも使用できると担当者は述べています。

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