Ph1試験段階の自己免疫疾患治療体内仕立てCAR-TのCapstan社をAbbVieが買う
Free!B細胞絡みの自己免疫疾患を治療しうるPh1試験段階の体内仕立て(in vivo)抗CD19キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)CPTX2309を擁するCapstan Therapeutics社をAbbVieが最大21億ドルの支払いと引き換えに買います。
体内で目当ての細胞を誂えるmRNAなどのRNAを届けるCapstan社の脂質ナノ粒子(LNP)技術もAbbVie社は手に入れることができます。
T細胞の目印CD8を目指す抗体付きの脂質ナノ粒子(LNP)とそこに収まるmRNAで出来ているCPTX2309はB細胞が刷新されることを目指してT細胞にキメラ抗原受容体(CAR)を発現させます。
CPTX2309を受け取ったCD8発現T細胞はB細胞表面受容体CD19に結合するキメラ抗原受容体(CD19結合CAR)をそのmRNAから作って暫し身に纏い、自己免疫性の病んだB細胞を含むB細胞全体を一掃します。T細胞でのCD19結合CARが役目を終えて消滅すると自己免疫性のない正常化したB細胞が再生します。
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