AstraZenecaの抗CTLA4抗体tremelimumabが今度は小細胞肺癌Ph3試験で敗れる

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2020-03-18 | コメント

AstraZenecaの負けっぱなしの抗CTLA4抗体tremelimumab(トレメリムマブ)が今度は小細胞肺癌(SCLC)初治療Ph3試験(CASPIAN)で敗れました。

第3相試験CASPIANはImfinzi+化学療法かImfinzi+tremelimumab+化学療法と化学療法単独のSCLC初治療の比較試験であり、今回AstraZenecaはImfinzi+tremelimumab+化学療法の全生存(OS)改善が認められなかったことを明らかにしました。

去年6月に同社はImfinzi+化学療法のOSが化学療法単独を上回ったことを発表しています。

Imfinzi+化学療法のOSは化学療法単独に勝ったのにImfinzi+tremelimumab+化学療法は勝てなかったということはtremelimumabはImfinziの助けにならずむしろ足を引っ張ったようです。

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