Memory社 双極性障害を対象にした第2相試験でMEM 1003の有効性を確認できず
Free!2007年3月5日、Memory Pharmaceuticals社は、双極性障害の急性躁病を対象にした初期第2相試験で急性躁病に対するMEM 1003の有効性が確認できなかったと発表しました。
この試験は、Stanley Medical Research Instituteからの資金サポートを受けて実施されました。
Memory社は、アルツハイマー病を対象にしたMEM 1003の初期第2相試験も実施しています。今年4Qにアルツハイマー病を対象にした第2相試験の結果が得られる見込みです。
MEM 1003はL-タイプカルシウムチャンネルモジュレーターです。L-タイプカルシウムチャンネルをブロックすることでMEM 1003はカルシウムの循環を調節します。この結果カルシウムの正常レベルが確立し、双極性障害の特徴である重度の気分変動を是正または予防しうると想定されていました。
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