内視鏡検査への招待で大腸癌減少〜ただし大腸癌死亡の有意減少は認められず
Free!ポーランド、ノルウェー、スウェーデン、オランダの恐らく健康な55〜64歳の男女84,585人が参加した無作為化試験(NordICC)の結果、大腸内視鏡検査への招待が通知された人はそうでなかった人(非招待群)に比べて10年間の大腸癌発現率が18%少なくて済みました。
一方、大腸内視鏡検査招待群の大腸癌死亡率は非招待群に比べて低かったものの有意差はつきませんでした。
大腸癌死亡率に有意差がつかなかったことは内視鏡検査の大腸癌死亡予防効果は大腸癌予防効果より遅れて現れるであろうことや大腸癌死亡は大腸癌の発生より少ないことを考慮して解釈する必要があると著者は言っています。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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