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Sanofi-Aventis社 心房細動治療薬・dronedaroneの2つのプラセボ対照第3相試験(ADONISとEURIDIS)成績を発表

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2004-08-31 | コメント

2004年8月29日、Sanofi-Aventis社は心房細動治療薬・dronedaroneの2つのプラセボ対照第3相試験(ADONISとEURIDIS)成績をEuropean Society of Cardiologyで発表しました。2つの試験には合計1507人が参加しました。


2つの試験の結果、dronedaroneはプラセボに比べて心房細動または不規則な心拍がおきるまでの時間を2.3倍または2.7倍延長しました。また、1年間の試験で、最初の心房細動が起きる割合もプラセボに比べて有意に低くなっていました(21.6%と27.5%)。しかしながら、死を抑制する効果がプラセボと差がありませんでした。

Dronedaroneはamiodaroneという薬剤から毒性を取り除いた薬剤です。amiodaroneは毒性があるため積極的に使用する医師はおらず、第2選択薬という位置づけになっています。

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