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Lexicon社 高血圧の原因遺伝子(Wnk1)同定

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2003-11-15 | コメント

2003年11月11日、Lexicon Genetics社は高血圧治療のターゲットとなる遺伝子を発見したことを明らかにしました。研究成果が2003年11月10日のPNAS誌オンラインバージョンに発表されています。


発見した遺伝子をWnk1といいます。マウスの271,860個の遺伝子変異ライブラリー(OmniBank)を元にして見つけました。

Wnk1遺伝子を一つ持つマウスは血圧が顕著に増加し、Wnk1が2つともないマウスは胚発生の段階で死んでしまいました。

Lexicon Genetics社はヒトのWnk1遺伝子配列のパテントを有しています。現在Wnk1を病気治療の標的として使用することに関するパテントも申請しているとのことです。

ヒトでWnk1が過剰に発現すると、高血圧を特徴とする偽性低アルドステロン症という病気になります。今回のマウスでの結果はWnk1が高血圧に関与していることをさらに確固なものとしました。

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