二人の男性がお互いの妻に腎臓をプレゼント
Free!アメリカのMary Hitchcock Memorial Hospitalにおいて、健康な2人の男性がそれぞれの妻に腎臓を提供しようとしています。この病院での生存している健康なドナーから腎不全患者への腎臓移植のケースにおいては初めてのケースとのことです。
43歳のJody Pardoeさんは、血液型と組織タイプが適合した見知らぬ男性から腎臓を移植します。一方Pardoeさんの夫のPeter氏は血液・組織型が一致したため、この見知らぬ男性の妻に腎臓を提供します。ただし、彼等は妻に腎臓を提供し、夫が腎臓を提供するカップルが誰なのかはわかりません。
他の健康なドナーからの移植と引き換えに、臓器移植を受ける人の健康な家族が腎臓を提供するというプログラムがMary Hitchcock Memorial病院にあることを知って、Peter氏はこのプログラムへの参加を決めました。
Peter氏曰く「すぐ決めたよ。パートナーのためだからね。彼女がより正常に近い生活が遅れるなら何だってするよ。」
この病院では腎臓移植が毎年およそ60回実施されており、1年間の生存率は98%以上となっています。また、生きている人から提供された腎臓は、死亡者からの腎臓に比べて良い成績を残しています。
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