EGFR経路を阻害するNFKBIAの安定化は膠芽腫の治療法として有望
Free!EGFRシグナル伝達経路の阻害因子NFKBIAは神経膠芽腫(膠芽細胞腫)抑制機能を有しており、NFKBIAの欠損はEGFR増幅に似た作用を介して神経膠芽腫の進行や再発を促しうることを示した試験結果が発表されました。
NFKBIA量が正常でEGFR増幅を認める腫瘍の悪性のふるまいをNFKBIA発現亢進で阻止しうることから、NFKBIA安定化はEGFR発現変化を有する神経膠芽腫の治療効果を有するかもしれないと著者は言っています。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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