癌原遺伝子METの変化は統合失調症リスクに影響を及ぼしうる
- 2010-01-21 - 統合失調症患者およそ170人と健常人137人の癌原遺伝子METの一塩基多型(SNP)を評価したところ、MET遺伝子変化と統合失調症リスクや認知機能の関連が示されました。 (3 段落, 241 文字)
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先にScienceDailyで,
Gene Linked to Schizophrenia May Reduce Cancer Risk
http://www.sciencedaily.com/releases/2010/01/100119121442.
\nhtm
をチラ見していたので,「どっちやねん?」
よく読めば,何のことはない,METはがん原遺伝子で,神経成長に不可欠なのだから,それに変異があれば,がんのリスクは下がるが,自閉症などのリスクは高まる……。どちらに焦点を当てるか,ですね。
似たような話が他にもあったなあと,何の話か思い出せないまま探して,やっと行き当たったのが,
「21番染色体上のカルシニューリン阻害因子DSCR1は腫瘍増殖を防ぐ」
http://www.biotoday.com/view.cfm?n=33769
ダウン症でしたか。
いずれにしても難儀ですねえ……