香港は早くからCOVID-19検査/追跡などした甲斐あって完全封鎖せず済んでいる
Free!中国で湖北省に次いで2番目に新型コロナウイルス感染(COVID-19)が多い広東省に隣接する香港は入国の制限、徹底的な感染追跡(検査による感染者の洗い出しと感染者との接触者の追跡と隔離)、その他の集団行動の制限を早期(1月末)に開始した甲斐あり、暮らしや経済を大いに損なわせる完全な往来停止(ロックダウン)なしでCOVID-19伝播を減らせています。
香港でのCOVID-19感染数は3月中旬から下旬頃にピークとなりましたがウイルスの伝播率(Rt)はその期間を含む3月31日までおよそ1を維持していて(その後は更に低下して4月16日時点で約0.3)どうやら感染封じ込めが成功しています。
幾つかの封じ込め対策が並行して実施されたのでそれぞれの効果の抜き出しは不可能だが(たとえば休校がCOVID-19伝播をどれだけ減らしたかは不明)、香港の例は参考になるだろうと香港大学のBenjamin Cowling教授は言っています。
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