三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

香港は早くからCOVID-19検査/追跡などした甲斐あって完全封鎖せず済んでいる

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2020-04-19 | コメント

中国で湖北省に次いで2番目に新型コロナウイルス感染(COVID-19)が多い広東省に隣接する香港は入国の制限、徹底的な感染追跡(検査による感染者の洗い出しと感染者との接触者の追跡と隔離)、その他の集団行動の制限を早期(1月末)に開始した甲斐あり、暮らしや経済を大いに損なわせる完全な往来停止(ロックダウン)なしでCOVID-19伝播を減らせています。

香港でのCOVID-19感染数は3月中旬から下旬頃にピークとなりましたがウイルスの伝播率(Rt)はその期間を含む3月31日までおよそ1を維持していて(その後は更に低下して4月16日時点で約0.3)どうやら感染封じ込めが成功しています。

幾つかの封じ込め対策が並行して実施されたのでそれぞれの効果の抜き出しは不可能だが(たとえば休校がCOVID-19伝播をどれだけ減らしたかは不明)、香港の例は参考になるだろうと香港大学のBenjamin Cowling教授は言っています。

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2020-04-20 | 投稿者 : schibaさん
どうして世界はこの情報を共有できなかったのだろう。もし2020年1月末に、入国制限、徹底的な感染追跡、その他の集団行動の制限を開始出来ていたら、こんなにも人命が失われることはなかったろうに。
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