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膀胱癌切除後のAstraZenecaのImfinzi込み治療で無病生存が改善

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2025-05-11 | コメント

BCG(Bacillus Calmette-Guerrin)投与がまだの患者の筋層非浸潤性膀胱癌(NMIBC)切除後のAstraZenecaの抗PD-L1抗体Imfinzi(イミフィンジ、durvalumab)とBCGの投与で1年時点の無病生存(DFS)が改善しました。

Ph3試験POTOMACの結果です。

ImfinziとBCGの両方を取っ掛かり(induction)とその後も投与し続けて1年経ったときのDFSがBCGのみを取っ掛かりとその後も投与した群を上回りました。

全生存(OS)を試しに解析したところ良いんだか悪いんだかわかりませんがImfinzi込み治療群は不利ではありませんでした(no detriment)。

ImfinziとBCGを取っ掛かりのみ投与した群のDFSはBCG単独を取っ掛かりとその後(maintenance)も投与した群に残念ながら勝りませんでした。

試験の結果は学会で近々発表されます。5年時点のOSの解析が二の次の検討の一つに含まれており、やがて発表されるのでしょう。

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