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NSAIDsの定期服用はパーキンソン病を予防する

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2003-08-19 | コメント

男性44,057人、女性98,845人が参加した14年以上の疫学調査から「アスピリン以外のNASIDsと呼ばれる消炎鎮痛剤を調査開始時点で1週間に2回以上服用していた人はパーキンソン病(PD)に45%なりにくい」という結果となりました。


研究成果が2003年8月のArchives of Neurology誌に発表されています。

調査開始時点でアスピリン以外のNSAIDsを1週間に2回以上服用していた人(NSAIDs服用群)は男性で6.1%、女性で3.7%でした。研究に参加した人のうち415人がPDを発現しましたが、NSAIDsをたまにしか服用しない人に比べて、NSAIDs服用群はパーキンソン病に45%なりにくいという結果となりました。

一方アスピリンの定期服用者と非服用者でPDの発現率に差はありませんでした。

ただし有意差はつかなかったものの、毎日2g以上のアスピリンを服用している人はアスピリン非服用者に比べて44%パーキンソン病になりにくいという結果になっています。

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