アルツハイマー病を防ぐAPP遺伝子変異が見つかった
- 2012-07-13 - 高齢者の認知機能低下とアルツハイマー病の予防効果をもたらすアミロイド前駆蛋白質(APP)遺伝子変異をdeCODE Genetics社が見つけました。 (4 段落, 301 文字)
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その答えは、アミロイドのみが、アルツハイマー病の原因ではないという事、またアミロイドは本質的に原因ではないという事です。何故なら、はっきりしている事はコッホの原則です。コッホの原則は、原因であるなら、それを除去するなら認知機能は回復するという事です。アミロイド療法が成功しない事から、コッホの原則からアミロイドは本質的に原因ではない事を示しています。
いやアミロイド療法は遅すぎたという事を言われる方がいるでしょう。しかしそれは違います。メマンチンは重症患者の認知機能の改善が起こり得る事をしめしています。
ですからアミロイド療法が遅すぎて効果が見られないという論法は間違っています。アミロイドが本質ではないのです。
ではアミロイド以外に何が原因なのでしょうか。アミロイドが関係している第二の原因物質です。それは何でしょうか。興味ある事柄です。