Bioniche Life Sciences社 難治性膀胱癌患者を対象にしたUrocidinの第3相試験を開始
Free!2006年11月8日、Bioniche Life Sciences社は、カルメット・ゲラン菌(Bacillus Calmette-Guerin、BCG)に耐性を示す難治性の膀胱癌を対象にしたUrocidin(ウロシジン)の第3相試験に最初の患者が組み入れられたと発表しました。
2007年には、未治療の膀胱癌患者を対象にしたUrocidin vs BCGの第3相試験を実施する予定です。
BCGは弱毒化したウシ結核菌であり、現在の膀胱がんの標準療法となっています。しかし、この治療には、治療を制限する副作用を伴うことが多々あります。
Urocidinはチモテ菌(Mycobacterium phlei)から作られました。チモテ菌はマイコバクテリウムの非病原性株です。Urocidinは、免疫を刺激し、癌細胞にアポトーシスを引き起こす作用を有することが確認されています。
- ・ 開発 > 臨床試験 > 第3相/ピボタル試験
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