三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

Bioniche Life Sciences社 難治性膀胱癌患者を対象にしたUrocidinの第3相試験を開始

Free!
2006-11-09 | コメント

2006年11月8日、Bioniche Life Sciences社は、カルメット・ゲラン菌(Bacillus Calmette-Guerin、BCG)に耐性を示す難治性の膀胱癌を対象にしたUrocidin(ウロシジン)の第3相試験に最初の患者が組み入れられたと発表しました。

2007年には、未治療の膀胱癌患者を対象にしたUrocidin vs BCGの第3相試験を実施する予定です。

BCGは弱毒化したウシ結核菌であり、現在の膀胱がんの標準療法となっています。しかし、この治療には、治療を制限する副作用を伴うことが多々あります。

Urocidinはチモテ菌(Mycobacterium phlei)から作られました。チモテ菌はマイコバクテリウムの非病原性株です。Urocidinは、免疫を刺激し、癌細胞にアポトーシスを引き起こす作用を有することが確認されています。

この記事のカテゴリ
この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。