COVID-19流行に伴う屋内待機を背景に米国の脳卒中検査が4割近く減少

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2020-05-09 | コメント

新型コロナウイルス感染(COVID-19)流行に伴う屋内退避命令に伴って米国の脳卒中検査が4割近く減少しており、脳卒中患者の多くが効果的な治療の機会を逃しているようです。

米国49州(ニューハンプシャー州を除く全州)とコロンビア特別区の856病院で去年7月1日から今年4月27日までに脳卒中検査ソフトウェアRAPIDが使われた患者231,753人を調べたところ、各病院1日あたりのRAPID使用患者数は2月には1.18人だったのがCOVID-19流行に伴う屋内退避が殆どの地方で命じられるようになった3月26日から4月8日の2週間には2月より39%少ない0.72人に減っていました。

RAPID利用はCOVID-19患者数が少なくて切羽詰まっていない病院でも減っており、COVID-19に感染するのを恐れて治療に出向くのを躊躇しているのと屋内退避で近しい人との接触が少なくなっていることがそうしているのだろうと著者は考えています。

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