新型コロナウイルス感染を隔離・休校・職場分散で大幅に減らしうる
Free!シンガポールの研究者の想定研究によると、感染者とその家族の隔離・2週間の休校・2週間の職場分散(従業員半数を自宅勤務)の3対策は新型コロナウイルスSARS-CoV-2感染(COVID-19)の少なくとも78%、多ければほぼ全て(99%)を防ぐと推定されました。
ウイルスの感染力が最も低い(1.5人への感染力;R0=1.5)という想定の場合、SARS-CoV-2感染100人が判明してから何もしなければ80日後までにシンガポール人口の7.4%・279,000人がSARS-CoV-2に感染しますが、上記3対策でその僅か0.7%の1800人で済むと推定されました。
ウイルスの感染力がほどほどの場合(R0=1.5)とかなり高い場合(R0=2.5)の新たな感染数は何もしなければそれぞれ約73万人と 約121万人ですが3対策をすればそれぞれその5万人(93%予防)と約26万人(78%予防)に減ると推定されました。
- Singapore modelling study estimates impact of physical distancing on reducing spread of COVID-19 / Eurekalert
- COVID-19: Social Distancing's Benefits Estimated / PHYSICIAN'S FIRST WATCH
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