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PfizerのCOVID-19ワクチン接種後の心筋炎〜主に2回目接種後に若い男性に発生

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2021-06-08 | コメント

500万人超がPfizer/BioNTechの新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンBNT162b2接種済みのイスラエルで去年2020年12月から2021年5月に心筋炎の報告が275例あり、それらのうち148例はワクチン接種のあたりで生じたものであり、多くは2回目の接種後で、主に16-19歳の若い男性に認められました。

イスラエルはワクチンと心筋炎の関連を調査中ですが、2回目のワクチン接種と16-30歳の若い男性の心筋炎発症は関連するかもしれないと現時点では判断されています。

米国の医師も14-19歳の男児のPfizerワクチン接種後の心筋炎を確認しており、それら7人の経過や治療がPediatrics誌に掲載されています。イスラエルでの報告と一致して心筋炎や心筋心膜炎の症状・胸痛は2回目接種から2-4日に生じていました。7人とも多臓器炎症症候群(MIS-C)ではありませんでした。

6人は非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)治療を受け、それらのうち3人の治療はそれだけで済みました。4人は免疫グロブリン静注とコルチコステロイドで治療されました。2-6日間の入院で幸いなことに全員回復しました。

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