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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)

第一三共/AstraZenecaのEnhertu込み乳癌術前治療がまずは完全寛解率改善達成

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2025-05-08 | コメント

第一三共/AstraZenecaのトポイソメラーゼ1阻害剤付き抗HER2抗体Enhertu(エンハーツ;trastuzumab deruxtecan、トラスツズマブ デルクステカン)込み初期乳癌術前治療の完全寛解率改善がPh3試験DESTINY-Breast11で示されました。

局所進行HER2陽性初期乳癌の手術前にEnhertuを投与してからpaclitaxel(パクリタキセル)、trastuzumab(トラスツマブ)、Perjeta(ペルツズマブ、pertuzumab)(THP)を投与した群の完全寛解率が定番治療(ドキソルビシン+シクロホスファミドに続いてTHPを投与)を上回りました。

無事生存の決着はまだついていません。また、試験にはEnhertu単独投与枠も含まれますが、途中解析を受けてその被験者組み入れは打ち切りとなっています。

試験の詳しい結果は後に学会で発表されます。

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