ショック適応の不整脈を伴う心停止は主に公共環境で起きている
Free!ショック適応の不整脈(shockable rhythm)・心室細動と無脈性心室頻拍を伴う院外心停止は家庭内ではなく主に公共環境で生じていることを示した北米での試験結果が発表されました。
この結果は、公共環境での自動体外式除細動器(AED)設置の妥当性を支持しています。
shockable rhythmの頻度が低い家庭内心停止については、迅速な高品質心肺蘇生を中心とする対処法でAED家庭内設置と同等の救命効果を期待しうると示唆されました。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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