MediciNova社 気管支喘息を対象にしたMN-001の第3相試験を開始
Free!2006年11月16日、MediciNova(メディシノバ)社は、気管支喘息を対象にしたMN-001の第3相試験を開始したと発表しました。
軽度から中程度の気管支喘息患者147名を対象にした無作為二重盲検第2相臨床試験で有効性、安全性が確認されたことを受けて第3相臨床試験を開始しました。
新たに開始した第3相臨床試験では、705名の患者を対象として治療12週間後の一秒量を評価し、有効性・安全性を確認します。
杏林製薬とのライセンス契約に基づいて、日本、中国、台湾、韓国を除く全世界でのMN-001の独占的開発・販売権をメディシノバ社は保有しています。
MN-001は炎症を抑える作用があると考えられています。具体的には、ロイコトリエン受容体拮抗作用、PDE2と4の阻害、5-リボキシゲナーゼ阻害、フォスフォリパーゼC阻害、トロンボキサンA2の阻害作用などを有します。
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