COVID-19ワクチン接種後数日経ってから広域の皮膚病変が生じうる
Free!Moderna(モデルナ)の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防ワクチン
皮膚病変は注射部位近くに広く生じ、5人の病変の直径は10cm以上ありました。
主に冷やすか抗ヒスタミン薬で治療され、何人かはグルココルチコイドを使いました。また1人は蜂巣炎と推定されて抗生剤が投与されました。
病変は一過性であり、発生から2-11日(中央値6日)で消失しました。
12人とも2回めの接種を済ませ、半数の6人は1回目と同様か1回目より軽度の病変を再び被りました。2回目の接種後の皮膚症状はより早く、接種後1〜3日(中央値2日)に発生しました。
今回の報告を知っておくことで患者をより安心させ、ワクチン接種の受け入れを促せるでしょう。また、不必要な抗生剤使用を減らすことができます。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
- Researchers urge greater awareness of delayed skin reactions to Moderna COVID-19 vaccine / Eurekalert
- COVID-19 Vaccine: Delayed Large Local Reactions Possible / PHYSICIAN'S FIRST WATCH
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