プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
 ・ 変だった表現を訂正しました(CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置が使われます。→CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置の使用と関連します。)
昔ながらのCAR-T治療失敗リンパ腫患者約半数52%がIL18放出CAR-Tで完全寛解
 ・ 関連ニュースを追加しました。
NewAmsterdam社のCETP阻害剤のPh3試験のLDL-C低下が期待外れ
 ・ 誤解を訂正しました(「、、、36%低くて→プラセボ効果差し引きで36%低くて、、、」「、、、42%低くて→、、、プラセボ効果差し引きで42%低くて、、、)

運動する女性は乳癌になりにくい

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2003-09-09 | コメント

1991年から始まったWomen's Health Initiative (WHI) という調査に参加した女性のうち、50〜79歳の閉経後女性およそ74,171人の乳癌発現率と運動量の相関を4.7年間にわたって調べたところ「1週間に1.25〜2.5時間の軽い運動(水泳や散歩)をする女性はほとんど運動しない女性に比べて乳癌に18%なりにくい」という結果になりました。


研究成果が2003年9月10日のJAMA誌に発表されています。

1週間に10時間以上運動をした場合の乳癌リスクの低下率は週に1.25〜2.5時間の場合より少し良い22%でした。したがってたくさん運動すればするだけ乳癌になりにくくなるというわけではなく、適度な運動で十分に乳癌の発現リスクを抑えられるという結果となりました。

また、運動による乳癌発現リスク低下作用が認められるのはBMIが24以下の非肥満女性に限られました。BMIが28以上になると運動しても乳癌の発現リスクは低下しませんでした。

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