プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
 ・ 変だった表現を訂正しました(CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置が使われます。→CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置の使用と関連します。)
昔ながらのCAR-T治療失敗リンパ腫患者約半数52%がIL18放出CAR-Tで完全寛解
 ・ 関連ニュースを追加しました。
NewAmsterdam社のCETP阻害剤のPh3試験のLDL-C低下が期待外れ
 ・ 誤解を訂正しました(「、、、36%低くて→プラセボ効果差し引きで36%低くて、、、」「、、、42%低くて→、、、プラセボ効果差し引きで42%低くて、、、)

葉酸は確実に胎児の神経管欠損症を予防している

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2003-11-09 | コメント

カナダでは1998年から小麦粉を葉酸(Folic Acid)で補強することが義務付けられました。カナダケベック州において、葉酸補強が義務付けられる前(1992-1997年)と比べて葉酸補強が義務付けられた後(1998-2000年)の胎児神経管欠損の発現率はおよそ32%低下していたという研究成果がBirth Defects Research Part A: Clinical and Molecular Teratologyの2003年10月30日のオンラインバージョンに発表されています。


今回発表された成果から、日本ではさほど普及していませんが、葉酸は確実に胎児の神経管欠損を予防する作用があることが確認されました。

また葉酸を強制的に小麦粉に混ぜることが始まってから心臓発作や脳卒中の発現率がおよそ25%低下したと考えられています。

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