大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。
デングウイルスやジカウイルスを阻止する細菌をヒトスジシマカの腸から同定
 ・ 関連ニュースを追加しました。

胡桃がマウスの潰瘍性大腸炎を抑制

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2019-12-22 | コメント

人では1日20-25粒ほど相当のくるみ(クルミ)の潰瘍性大腸炎(UC)抑制効果がマウス実験で認められ、胡桃の効果を調べる臨床試験が早速始まっています。

胡桃はドコサヘキサエン酸(DHA)等の多価不飽和脂肪酸(PUFA)幾つかやキヌレン酸の糞中の量を増やしました。また、脂肪酸β酸化で重要なS-アデノシルホモシステイン(SAH)やベタインが大腸組織で増えていました。

大腸内視鏡検査前の3週間に胡桃を毎日2オンス(57グラムほど)食べてもらう臨床試験を研究者は既に開始しています。被験者の代謝物や腸微生物が解析されます。また、バイオマーカーも測定されます。

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