AstraZenecaの癌治療二重特異性抗体2つが今年Ph3試験に進む〜IL-12薬は脱落
 ・ 誤解を訂正しました(リベゴストミグ→リルベゴストミグ)
プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
 ・ 変だった表現を訂正しました(CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置が使われます。→CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置の使用と関連します。)
昔ながらのCAR-T治療失敗リンパ腫患者約半数52%がIL18放出CAR-Tで完全寛解
 ・ 関連ニュースを追加しました。

マスク氏が脳-コンピューター連結開発会社Synchronに提携を打診している

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2022-08-24 | コメント

イーロン マスク(Elon Musk)氏が同氏所有のNeuralink社の遅れを取り戻すべく同社の先を行く脳-コンピューター連結開発会社Synchronに提携を打診しているとReutersが報じています。

マスク氏のNeuralinkは頭蓋骨に穴を開けて脳とコンピューターを繋ぐ装置を開発しており、2019年に同氏はその翌年2020年中の承認獲得を目指していると発表しました。しかしそれは叶わず、去年2021年の遅くに同氏は今年中に臨床試験を開始したいとWall Street Journalの会議で述べています。

Synchron社の開発品はNeuralinkのとは違って頭蓋に穴を開けたり開頭手術の必要はなく、頸静脈内を這わせて脳の運動皮質に留置したセンサーStentrodeを使って脳や神経を調べたり刺激し、重度麻痺患者の意思疎通や四肢機能を回復させることを目指します。

先月Synchron社は米国での試験(COMMAND)の被験者にその装置が初めて移植されたことを発表しています。

米国での試験に先立つオーストラリアでの試験はすでに完了しており、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者4人への移植後1年間に深刻な有害事象は認められず、長期の良好な安全性が確認されています。

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