三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

Moderna社のCOVID-19ワクチンmRNA-1273のPh1試験の2巡目投与開始

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2020-04-24 | コメント

マサチューセッツ州ケンブリッジ拠点のバイオテクノロジー企業Moderna社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンmRNA-1273の第1相試験は1巡目投与が無事済んで2巡目の投与がシアトルで始まりました。

Ph1試験はまずシアトルのKaiser Permanente Washington Health Research Instituteで始まり、先月終わりの3月27日にはジョージア州アトランタのエモリー大学も加わりました。

Kaiser Permanenteからは28人、エモリー大学からは17人の健康な被験者がPh1試験に参加しており、ワクチン接種から13か月間追跡されて副作用やその他の安全性が調べられます。

それら45人に接種されているModerna社のワクチンmRNA-1273の成分はその名前が示すようにmRNAであり、SARS-CoV-2表面にあるスパイク蛋白質を人の細胞に作らせ、そのスパイク蛋白質への反応を引き出してウイルスに対抗する免疫を備えさせます。

Ph1試験の被験者は更に増えており、56歳以上の成人60人が加わります。それら60人はシアトルとアトランタに加えてメリーランド州BethesdaのNIHで募集されます。

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