Genzyme社、SangStat社を6億ドルで買収
Free!2003年8月4日、Genzyme社はSangStat社を6億ドルで買収すると発表しました。SangStat社の株を一株あたり22,5ドルで現金で買収するとのことです。
SangStat社はThymoglobulin(anti-thymocyte globulin)という臓器移植時の拒絶反応改善薬を1999年からアメリカで販売開始しています。1999年のアメリカでの販売開始以来Thymoglobulinの売上は堅調に上昇し、2002年のThymoglobulinの全世界での売上は7740万ドルでした。
その他SangStat社はRDP58というTNF-alpha・interferon-gamma(γ)・IL-12・IL-2抑制剤を有し、潰瘍性大腸炎等の免疫疾患を対象にして開発が進められています。
またSangStat社は、免疫抑制剤cyclosporineの後発品をAbbott社と協力して販売しています。
- Genzyme Corporation (GENZ) To Buy SangStat (SANG) For $600 Million / BioSpace
- Genzyme To Buy SangStat For $600 Million / Forbes
- SangStat Jumps 44% on Genzyme Deal / TheStreet.com
2020-01-23|潰瘍性大腸炎
+ 中等〜重度の潰瘍性大腸炎(UC)治療方針を米学会が発行
2020-01-15|潰瘍性大腸炎
+ 潰瘍性大腸炎患者の大腸癌はより初期での検出にも関わらず死をよりもたらす
2019-12-22|潰瘍性大腸炎
+ 胡桃がマウスの潰瘍性大腸炎を抑制
2019-12-05|潰瘍性大腸炎
+ JAK阻害剤tofacitinibは腸上皮を漏れ難くする〜炎症性腸疾患治療に貢献してそう
2019-09-26|潰瘍性大腸炎
+ STELARAやEntyvioによる潰瘍性大腸炎治療のPh3試験2つが論文になった
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。