プラスチックを食べて増えうる細菌が患者から見つかった
 ・ 変だった表現を訂正しました(CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置が使われます。→CA-UTIとVAPはどちらもプラスチック頼りの装置の使用と関連します。)
昔ながらのCAR-T治療失敗リンパ腫患者約半数52%がIL18放出CAR-Tで完全寛解
 ・ 関連ニュースを追加しました。
NewAmsterdam社のCETP阻害剤のPh3試験のLDL-C低下が期待外れ
 ・ 誤解を訂正しました(「、、、36%低くて→プラセボ効果差し引きで36%低くて、、、」「、、、42%低くて→、、、プラセボ効果差し引きで42%低くて、、、)

南アフリカでのオミクロン株感染は急激に増減し、重症化は少ないままだった

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2022-02-24 | コメント

去年2021年11月25日に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン(Omicron)株が世界で初めて同定された南アフリカのハウテン州の住人7010人から主にその日(2021年11月25日)までの約1か月間に採取された血液検体を調べたところ非ワクチン接種者の約3人に2人(68.4%)がSARS-CoV-2感染済みと示唆され、オミクロン株による第4波の感染は初の検出から僅か1か月で最も増えて減るのも急激であり、先立つ3回の感染流行に比べてCOVID-19による死亡や入院は少なくて感染数に比例した入院や死亡の増加は認められませんでした。

調べた7010人のうちワクチン接種者は5人に1人ほど(1319人、19%)であり、大半(5691人、81%)はワクチン非接種でした。

オミクロン株感染が増えても重症化が少ないまま推移したのは先立つ感染やワクチン接種を出どころとする細胞免疫の発達のおかげであろうと著者は考えています。主にワクチン接種で免疫を獲得した国でもオミクロン株感染重症化の抑制が認められるかどうかを今後調べる必要があります。

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