Sanofi-Aventis社 日本でのRimonabant(リモナバン、Acomplia)に関わる全ての権利を再取得

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2006-04-18 | コメント

2006年4月12日、Sanofi-Aventis社は、Sanofi-Aventis社とアステラス製薬の合弁会社が保有しているRimonabant(リモナバン、Acomplia)に関わる全ての権利を、本年6月までに合弁会社からサノフィ・アベンティスへ譲渡することでアステラス製薬と合意したと発表しました。

Sanofi-Aventis社は、日本におけるプレゼンスの強化の一環として今回Acomplia の権利を再取得しました。

Rimonabantは危険因子を伴う肥満および禁煙の治療薬として開発されています。

日本では合弁会社が肥満症治療薬として現在臨床試験フェーズ2b試験を実施しています。

Sanofi社は、今年の後半に薬剤をアメリカで発売できると見込んでいます。アメリカFDAはリモナバンに対する追加情報を要請しており、当初の予定からはリモナバンの承認は遅れています。また、FDAは禁煙薬としてのAcompliaの承認を却下しました。

Sanofi社は、Acompliaの年間売り上げはおよそ30億ドルを達成すると想定しています。

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