三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

NIH屈指のアルツハイマー病研究者がファイザー社からの不正な金銭受け取りの罪で告発された

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2006-12-07 | コメント

連邦検察官は、コンサルティング料と旅行費としてPfizer社から不正に285,0000ドルを受け取ったとして、National Institutes of Health(NIH)のアルツハイマー病研究者・Trey Sunderland氏を告発しました。

Sunderland氏は、アルツハイマー病の初期徴候に関する仕事に対してPfizer社から285,0000ドルを受け取りました。この時期Sunderland氏はPfizer社とNIHによる同様の事業を監督する立場にありました。

1998年から彼はアルツハイマー病のプロジェクトに関するPfizer社とNIHの共同事業のアレンジをしていました。このときに彼は同時に同じプロジェクトに関してコンサルタント料の支払いのネゴシエーションを始めていたと検事は非難しています。営利企業とNIHの提携のために政府研究者が金銭を受け取ることは禁止されています。

U.S. District Court in Baltimoreに提出された資料によると、Sunderland氏の私的なコンサルティングはNIHでの彼の仕事と直接関連し、彼はそのコンサルティングの実施について上司から承認を得なかったし、そのコンサルティングの仕事をNIHにも公開しませんでした。

連邦検察官は起訴(indictment)の代わりにcriminal informationとして告発を申請しており、司法取引の可能性を示唆しています。

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