Osteologix社 骨粗鬆症治療薬として開発中のNBS-101の第1相試験が完了
Free!2005年9月28日、Osteologix社は、骨粗鬆症治療薬として開発中のNBS-101の第1相試験が完了したと発表しました。
NBS-101は、最近ヨーロッパで承認されたストロンチウムが有効成分となっています。ヨーロッパで、ストロンチウムはstrontium ranelateとして販売されています。
この第1相試験の目的は、strontium ranelateとして投与された時のストロンチウムの濃度と同じレベルを達成するのに必要なNBS-101の投与量を確立することでした。試験の結果、予想通りstrontium ranelateよりも低用量でNBS-101はstrontium ranelateと同等の生物学的同等性を示しました。
NBS-101は、市販のストロンチウム製剤よりも低用量で同じレベルを達成できる剤型に改良されています。今回の結果から、1日1回の投与で効果を発揮すると考えられました。
ストロンチウムは、骨吸収を抑制して骨形成を促進する作用があります。
- + ホームページ
2020-02-10|骨粗鬆症
+ 破骨細胞のMMP9とMMP14の両方の阻害で骨粗鬆症等の骨損失疾患を治療しうる
2019-08-25|骨粗鬆症
+ BayerのアデノシンA2B受容体活性化剤BAY 60-6583がマウスの骨粗鬆症を阻止
2019-08-22|骨粗鬆症
+ 骨粗鬆症薬と死亡率低下は関連せず
2019-03-27|骨粗鬆症
+ 閉経女性の骨粗鬆症への薬の使い方の手引きを米国内分泌学会が発行
2018-11-11|骨粗鬆症
+ 骨芽細胞のWNT1がLrp5を介さず骨形成を促す
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。