単に歩いただけで健康は増進しない
Free!適度に激しい運動と1万歩を自分のペースで歩く運動を比較した結果、単に歩くだけの運動で健康は増進し得ないと示唆されました。
この試験では座っていることが多い128人を上記の2つの運動群に割り当て、それぞれを6ヶ月間実施した後で最大酸素摂取量(peak oxygen uptake)やその他の健康マーカー(血糖値、血圧など)の変化を比較しました。2つの運動群のエネルギー消費量は同一になるようにしました。
この結果、歩行運動では最大酸素摂取量は僅か4%しか上昇しませんでしたが、適度に激しい運動では10%上昇しました。
空腹時血糖値や血中脂肪等といったその他のマーカーはどちらの運動群でも影響を受けませんでした。
カナダのVicki Harber等がAmerican College of Sports Medicineで発表した研究成果です。
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