Applied社のガラクトース血症薬のPh3失敗〜しかし承認申請を目指す
 ・ Ph3試験の名称の誤解を訂正しました(AT-007→ACTION-Galactosemia Kids)
Aldeyra社の嫌な予感通り米国FDAがドライアイ薬reproxalapを承認せず
 ・ 誤記を訂正しました(来月注→来月中)
Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。

SanofiがInnovent社と組んで手持ち抗癌剤2つの中国進出を目指す

Free!
2022-08-06 | コメント

SanofiがPh2-3試験段階の抗癌剤2つ・CEACAM5標的装填抗体(ADC)tusamitamab ravtansine(ツサミタマブ、SAR408701)とIL-2の類いSAR444245をInnovent Biologics社と協力して中国で売ることを目指します。

開発されるのはそれら2剤とInnovent社の中国で第一線の抗PD-1薬Tyvyt (Sintilimab) の併用治療です。

tusamitamabとTyvytの併用は開発も販売もInnovent社が担当し、Sanofiは達成報奨金や中国での売り上げに応じた歩合を受け取ります。

SAR444245とTyvytの併用もInnovent社が臨床開発を率いますが、販売はSanofiが担当し、Innovent社は達成報奨金や中国での売り上げに応じた歩合を受け取ります。

Sanofiの中国での売り上げはここ20年間で2倍に増えて2021年には31億ドルに達しています。Sanofiの総売上の中国部分の割合はここ数年横ばいですが、今回の取り引きは同社が依然として中国を重視していることを示しています。

この記事のカテゴリ
関連ニュース

該当するデータが見つかりませんでした。

この記事に対するコメントをお寄せ下さい

[この記事に対してコメントするには会員登録が必要です]

下記のフォームより、有料会員または無料メール会員のいずれかに登録してください。

[会員登録がお済みの方はログインしてください]

コメント一覧

この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。

会員様ログイン
メール会員(無料)募集中

メール会員登録(無料)をされますと、BioTodayに登録された記事を毎日メールでお知らせします。また、メール会員登録されますと、毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

メール配信を希望される方は、以下の欄にメールアドレスを入力下さい。

◇メール会員登録までの流れ

  1. メールアドレスを入力
  2. 入力したメールアドレスに自動生成されたパスワードが届けられる

後は、自動生成されたパスワードと登録したメールアドレスでログインすると毎週月曜からの一週間あたり2つの記事の全文閲覧が可能になります。

質問検索
BioToday 非会員の方へ

質問を投稿して頂くには、メール会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方へ

質問を投稿して頂くには、ログインが必要です。
下記のリンクからログインしてください。

My Book

バイオを応用して開発中の新薬を紹介した本です。2001年10月に出版したものです。Amgen社のEPOGEN誕生の経緯やグリベック誕生までの道のりなど、現在販売されているバイオ医薬品の歴史について知りたい方には役に立つのではないかと思います。