MerckのHIV薬islatravirのより低用量のPh3試験が始まる〜Ph2も用量引き下げ
 ・ islatravir月1回投与のHIV予防の開発が中止された旨追記しました。
キメラ抗原受容体T細胞治療で全身性エリテマトーデス患者5人が長く寛解を維持
 ・ 寛解の持続について訂正しました(長ければ17か月もの寛解→長ければ治療後17か月時点での寛解)
非小細胞肺癌へのAmgenのKRAS阻害剤sotorasibのPh3試験で生存改善認められず
 ・ 関連ニュースを追加しました。

Pfizerが鎌状赤血球症薬Oxbrytaを擁するGlobal Blood社を54億ドルで買う

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2022-08-09 | コメント

ウォールストリートジャーナル(WSJ)の特種は正しく、PfizerがGlobal Blood Therapeutics(GBT)社をおよそ54億ドルで買って鎌状赤血球症(SCD)経口薬Oxbryta (オキシブリタ;voxelotor、ボクセロトール) を手に入れます。

Oxbrytaはヘモグロビンの酸素親和性を高める働きがあります。酸素付きの鎌状赤血球ヘモグロビン(hemoglobin S、HbS)は重合できません。それゆえOxbrytaはHbSの重合を阻害し、溶血や溶血性貧血をもたらす赤血球鎌状化や赤血球破壊を阻止します。

2019年に承認されて去年売り上げおよそ2億ドル(1億9500万ドル)の同剤の次を担うGBT社のSCD経口薬GBT021601 (GBT601) の開発も進んでおり、Ph2/3試験のPh2段階にあります。同剤もOxbrytaと同じHbS重合阻害剤です。

また、Pセレクチンを標的とする抗体inclacumabの第3相試験も進行中です。同剤はSCD患者の突発痛・血管閉塞性発作(VOC)を生じ難くして入院を減らすことを目指します。

それらが首尾よく承認されればOxbrytaを含むGBT社手持ちの鎌状赤血球症(SCD)薬一揃いの世界での年間売り上げはやがて30億ドルを超えると見込まれています。

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