三つ子の騒音百まで
 ・ 参考文献にPERSPECTIVEを追加しました。
大うつ病患者へのNeurocrine社のAMPA受容体増強薬のPh2試験で有意効果あり
 ・ タイトルの誤記を訂正しました(Ph1試験→Ph2試験)。
先立つ治療を少なくとも1回経ている骨髄腫へのJ&JのCarvykti使用を欧州も承認
 ・ BMSのBCMA標的CAR-T・Abecmaの欧州での承認について短く追記しました。

UNITY社の老化細胞除去薬のPh2試験で糖尿病性黄斑浮腫患者の視力が改善

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2022-11-02 | コメント

老化疾患を少なくとも遅らせる、止める、あわよくば押し戻す治療を開発するUNITY Biotechnology社の老化細胞除去薬UBX1325の第2相試験(BEHOLD)24週間時点解析で糖尿病性黄斑浮腫(DME)患者のETDRS検査視力が6.2文字改善しました。

プラセボ群では1.4文字悪化しており、UBX1325はプラセボ群との差し引きでは7.6文字改善をもたらしました。

また、プラセボ群の網膜厚(central subfield thickness;CST)は34.6ミクロン増して悪化したのに対してUBX1325投与群はほぼ変わらずに済みました(5.4ミクロン減少)。

UNITY社は来年2023年前半にDME患者への承認申請前大一番試験を開始します。

UBX1325は細胞死調節蛋白質の一派Bcl-2の一員Bcl-xLを阻害する低分子化合物であり、老化細胞を生かしている蛋白質一揃いの機能を阻止することを目指します。

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