インスリン分解酵素の活動低下はアルツハイマー病のもと
Free!マウスでの実験結果から「インスリン分解酵素・insulysinの活動が低下するとアルツハイマー病の原因物質と考えられているAβ(ベータ・アミロイド)タンパク質の量が約1.5倍増える」とわかりました。研究成果が2003年5月5日のPNAS誌オンラインバージョンに発表されています。
insulysinを作れないマウスはAβ40とAβ42がそれぞれ1.6倍と1.4倍増えていました。すなわちインスリンを分解するinsulysinはAβも分解する作用があるとわかったのです。
糖尿病とアルツハイマー病の発病にはまだ未知の共通のメカニズムがあるのかもしれません。
Insulin-degrading Enzyme May Affect Risk Of Alzheimer's Disease.
Amyloid-beta- peptide levels in brain are inversely correlated with insulysin activity levels in vivo
PNAS published May 5, 2003, 10.1073/pnas.1031520100
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