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パクスロビドを効かなくする変異の殆どを新型コロナウイルスは会得済みらしい

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2023-01-13 | コメント

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のメインプロテアーゼ(3CLpro)を仕込んでそれ無しでは複製できないようにした3CLpro込み水疱性口内炎ウイルス(VSV)にPfizerの3CLpro阻害剤Paxlovid成分〔nirmatrelvir(ニルマトレルビル)〕を強いたところ同剤を効かなくする3CLpro変異の発生が認められ、それら治療抵抗性変異の幾つかは他の3CLpro阻害剤2つ・塩野義製薬のensitrelvir(エンシトレルビル)とAnivive Lifesciences社のGC376も効かなくすることが示されました。

見つかった治療抵抗性変異の殆どはデータベース(NCBIやGISAID)収載SARS-CoV-2配列にすでに存在しており、なんと手が早いことに巷に広まるSARS-CoV-2はとっくに会得済みのようです。

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