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大麻成分CBDが阻止する脂質・LPIは海馬の抑制性神経伝達を弱めもする

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2023-02-14 | コメント

Gタンパク質共役受容体(GPCR)・GPR55を活性化する脂質・リゾホスファチジルイノシトール(LPI)が海馬神経の興奮性神経伝達物質・グルタミン酸放出を促すのみならずGABA受容体などを減らして抑制性神経伝達を弱めもし、GPR55を遮断する大麻成分カンナビジオール(CBD)はLPIの興奮性と抑制性のどちらへの作用も打ち消すことが示されました。

GPR55を省くとLPIの興奮性と抑制性のどちらへの作用も認められず、発作誘発でGPR55とLPIは増えました。

CBDはLPIのシナプスへの作用を阻止して神経の過剰興奮を抑えることで発作を生じ難くするようです。

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