65歳以上女性のER陽性初期乳癌の乳房温存手術後の照射を省いても生存は無傷
Free!65歳以上の高齢女性の大きさ3cm以内(病期T1かT2)のエストロゲン受容体(ER)陽性リンパ節非転移乳癌を乳房温存手術で切除した後の全乳房照射を省いても生存に影響しませんでした。
1326人が参加したPRIME II試験の結果、10年間の生存率は全乳房照射を省いた群と全乳房照射をした群でほぼ同じでそれぞれ80.8%と80.7%でした。
ER陽性初期乳癌の65歳以上女性の放射線治療は省けるわけがないという考えを葬り(Any doubt that radiotherapy cannot be omitted in women 65 years of age or older with ER-positive, early-stage breast cancer can be put to rest)、生き方や価値観にもとづいて放射線治療をしないという選択もありであることを裏付けるデータを歓迎すると論評者は言っています。
- ・ ジャーナル > 総合医学誌 > New England Journal of Medicine(NEJM)
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