Rocheの年2回皮下注射Ocrevusが多発性硬化症の再発や脳病変をほぼ完封
 ・ Ocrevus静注が承認済みである旨追記しました。
血流の妨げはないが危うい冠動脈硬化巣の経皮冠動脈インターベンションが有効
 ・ 誤記を訂正しました(再度の血行再建→血行再建)
抗生物質で心不全を治療できるかもしれない
 ・ 誤記を訂正しました(心臓発作に、、、→心臓発作後に、、、)

文章の作者が人工知能(AI)かヒトかを識別する手段DetectGPTを開発して公開

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2023-02-21 | コメント

質問や意見などなにか書けば、あっているかどうかは別にして、驚くほど流暢に回答するOpenAI社のChatGPTの出現で何にでも答える言語処理(large language models;LLM)やその実力のほどが衆目の知るところとなり、期待や心配が紙面を日々賑わせています。

大御所のGoogleやMeta(Facebookの運営会社)なども似たようなLLMをいまや続々と発表しており、LLMやその作文は巷でより身近な存在となりつつあるようです。

そういう世の流れにあって、読んでいる文章がLLMによって書かれたものなのかそうでないのかを知る手段はLLMとうまく付き合っていくことを助けてくれそうです。

スタンフォード大学の計算科学の大学院生Eric Mitchell氏等が開発したそういう手段の一つDetectGPTが手始めの性能試験でヒトかLLMの作文100件あたり95件(95%)の作者を正確に識別することができました。

DetectGPTは公開されていて誰でも使えるようになっています。作者は使ってみた感想を歓迎しています。感想の宛先はdetectgpt@gmail.comです。

DetectGPTの公開時点までにその性能の確認に使われたのは一昔前のGPT-2というLLMの作文であり、今をときめくChatGPTなどのGPT-2以外のLLMの作文の検出は覚束ないかもしれません。ただし将来的にはGPT-2以外のLLMにも対応できるようにDetectGPTは増設される予定です。

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